色鮮やかな果実酒は一年を通して様々な種類のお酒をつくることができます!
ただ・・・
「残った実は、どうしたら?」
「果実を取り出すと書いてあるけど、捨てるのは勿体無い・・・」
とお考えの方も多いのではないでしょうか!!
実は、果実酒に使った果実は、再利用することができるんです!
今回はいちごを使った果実酒で取り出したいちごの再利用についてご紹介します!!
いちご酒の実は再利用可能!!

長い間お酒に浸かっていた実は色があせて、見た目がちょっと気持ち悪くなります・・
そのまま食べると味が薄くなっていて、あんまりおいしくなかったり
かなりのアルコールを含んでいますので癖も凄いです。
そんなときは火を加えて料理に使う事でアルコールが飛んで、
じっくり煮込んで柔らかくなった果実のようになりますし
色が退色したいちごの色彩も回復します!
果実酒の実を取り出す時期は??
果実酒をつける際に、長く漬け込んだほうが味が出て美味しくなるイメージがありますが
実際には途中で果実を取り出したほうがいい果物もあります
こちらの記事にて詳しく解説させていただいておりますが、
果実が必要以上に長い時間浸かっていると、えぐみが出てきたり、色が濁ってきたりと
せっかくきれいに美味しく熟成させていたのが台無しになってしまいます・・・
実際いちごやブルーベリー・ラズベリーなどの【ベリー系】は1~2か月
が目安となっていてアルコール臭がしたら、まだエキスが出ています。
アルコール臭がしなくなるまで、果物を漬けておきましょう。
あまったいちごでジャムの作り方!!
やはり果実酒の余った果実の定番な利用法といえばジャム
- 保存食にしておけば、一気に使い切らなくても良い。
- 料理にお菓子に…と、使える幅が広がる。
- アルコールが飛びやすい。
↑のようなメリットがあるので何を作るか迷うぐらいならジャム一択!
【材料】
いちごとレモン:550g
グラニュー糖:180g(いちごとレモンの35%前後)
レモン汁:大1/5個
まず工程としてアルコール分を飛ばしましょう!
①材料を全てホーロー鍋に入れ、強火で沸騰させる。沸騰したら火を弱めて、蓋をせずに煮る。
②漬けていた苺の実は色が抜けて白っぽくなっていますが、加熱するうちに、どんどん色が戻ってきます。

③苺の実は自然に崩れるまで、好みならお好みでイチゴを潰しながらさらに煮詰める
④いよいよ水分が少なくなってきたら、弱火にして焦げ付かないように、かき回しながら好みの固さまで煮る。
⑤冷めると固くなるので、好みの固さよりもちょっとゆるめで火を止める
⑥熱湯消毒をした密封容器に入れれば完成
ジャム容器はアマゾンなどの通販サイトで安く売っているのでおすすめ!
ジャムはパンやヨーグルトにつける以外にもお肉料理のソースに混ぜたり、煮込み料理に加えたり
ジャムにさらに火を加えるならば、アルコールは全く気にならなくなりますし
コク・旨味が倍増するので試してみてください!!
いちごのコンポートの作り方
コンポート(フランス語: compote)は、果物を水や薄い砂糖水で煮て作る、ヨーロッパの伝統的な果物の保存方法

ジャムに比べ、果実自体の食感や風味が残っており糖度も低いため、そのまま食べたり、ヨーグルト、アイスクリーム、スポンジケーキなどにしばしば添えられる!形も崩れにくく、砂糖も少ないのでフルーツそのものの味をいかした調理法
作り方はほとんどジャムと同じで、砂糖のぶん料を抑えめでジャムの1/3程度の砂糖
お好みのリキュールを加えても良いかもしれません!
カクテルみたいに割って楽しんでみても↑
まとめ
苺酒が熟成した後のいちごの実をおいしいジャム・コンポートでたのしんでみてください!
こちらにおすすめのいちご酒とおつまみを紹介していますのでご参考に↑
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