「インターネットVPNがセキュリティに最適らしいがよくわからない」
っとこのような悩みを持たれてこの記事を開いたそこのあなた!!!!
正直その気持ちわかります。自分もVPNを検討する際にネットで調べたんですが【結局ユーザーにどんな利点があるのか】小難しいことばかり羅列されていてよくわかりませんでした、、、そこで!!
このような疑問に複数VPNを利用してきた管理人が・・・・
今回はVPNの基礎知識、用途別の利用方法・メリット/デメリットについてを解説していきます!
ページコンテンツ
そもそもVPNとはどんなサービス??

VPN は「Virtual Private Network」(仮想プライベート ネットワーク)の略。
「仮想的」に構築された「プライベートネットワーク」を提供するサービスをさします。
昔は会社の機密性をまもるためセキュアなネットワークを構築して、第三者による通信の盗聴を最大限防止していたのですが、企業ごと・拠点ごとに専用の通信回線(専用線)を敷設する必要があり、専用線は非常に高額で個人で契約できるものはなかったのでは有りませんでした。
ただ【ネット上に仮想の専用線を構築できるVPN】というものが開発され安価かつ簡単にセキュリティ対策ができるようになったというわけです。
VPNの仕組み
VPNの接続イメージはこちら↓

VPNでは互いに接続する拠点に専用のルーターを設置し公衆回線を経由して相互接続します。この際、公衆回線上に、暗号化などによって外部からは通信の内容を読み取れない専用の通信網が築かれるため、通信内容を盗聴される心配がありません。
イメージとしては、さまざまな人が利用する道路にその企業専用のトンネルを作り上げて、その内部で通信するようなものです。トンネルの外からは、トンネルの中でどんな通信が行われているか読み取ることはできません。外出先からパソコンやスマホなどで、そのネットワークへ参加することも可能です。
この際VPNによって接続された機器同士は、1つのLAN内で通信するのと同じです。
そのため公衆回線用への接続のために割り振られたIPアドレス以外に、LAN接続用のプライベートIPアドレスが割り振られることになります。
自分の回線を保護するセキュリティ目的で使用できるものになりますが、この暗号化を利用することで IPアドレス(インターネット上の住所)を隠すことが可能になるので、日本にいながらVPNが所持している他国サーバーから接続することで海外から接続しているかのように見せかけることができることも可能。
要は【セキュリティソフト+海外サーバ接続】が合わせったサービスですね。
現状個人で契約できる通信セキュリティでは最高レベルのものになります。
VPNの種類は2に分かれる
VPNには複数の種類がありますが、最もよく利用されるのはインターネットVPNとIP-VPNです。
種別 | 利用コスト | 信頼性 |
インターネット | 低 | 低(ベストエフォート) |
閉域網(IP-VPN、広域イーサネット等) | 高 | 高(SLA有) |
どちらも公衆回線上に専用の通信網を構築するというコンセプト自体はかわりません
ただ違いがあり使い分けが必要なので詳しく解説していきます!!
インターネットVPNとは??

インターネットVPNとは、文字通りインターネット回線を使ったVPNのことです。
VPN接続ルータを拠点に設置することで社内ネットワークを構築でき、スマートデバイスにVPN接続ソフトウェアを導入することで、外にいても社内ネットワークに入ることができるリモートアクセスVPNも可能です。構築認証セキュリティの強さとコストの安さは大きなメリットです。また、ルータさえあれば、設置するだけでVPNが構築できるのも大きな特徴だと言えるでしょう。
インターネット回線なので安価に利用できる一方で、ネットワーク品質はベストエフォートでの提供となるのが特徴です。
インターネットは、このパケットという小さなデータが無数に行き来しているネットワークだ。トンネリングでは、パケットに新しいヘッダを付け加えて「カプセル化(Encapsulation)」して通信を行う。この追加宛先がVPN終端装置の持つパブリックなアドレスになる。そのため、元のヘッダに含まれる宛先に関わらずカプセル化されたパケットはすべて同じVPN終端装置に送られる。
また、トンネリングだけではデータの内容は見えてしまう。トンネリングされたパケットの盗聴や改ざんなどを防止するため、「通信パケットを暗号化する機能」を用いてパケットを暗号化し、伝送するための仕組みを用いている。パケットが途中で何者かに見られても、中身が判別できないように暗号化されている。VPN装置の両端で暗号化と復号が行われるため、途中で盗み見することが一切できないようになっている。
IP-VPNとは??

インターネットVPNに対して、IP-VPNとは通信事業者ごとに単独で構築・運用される閉じられた回線網(回線網)で利用するVPNをさします。インターネットVPNと異なり、通信品質に一定の保証がある一方で、インターネットVPNと比較すると高額な利用料が必要です。(とはいえ専用線ほどの品質保証はありません。インターネットと専用線の中間的な品質と考えていただくとよいでしょう)
その通信事業者と特定の契約を結んだユーザーのみが利用するため、その他の利用者から通信を盗聴される心配がないのも特徴です。そのためインターネットVPNよりもセキュリティ性が高く、一般的に暗号化が行われることは実施されません。代わりにMPLSと呼ばれる技術により通信内容ごとに専用のラベル付けが行われるので、他のユーザーと通信が混じったり、他のユーザーの通信を読み取れてしまったりすることもないです。
通信事業者の閉域網は、その通信事業者と契約した企業のみが利用できる閉ざされたネットワークで構築され、抜群の安全性を誇っています。データの暗号化がないためレスポンス速度が早く、回線品質も安定しています。暗号化してほしい場合は事業者によって対応してくれるケースもあります。
IP-VPNはインターネットVPNと違い、通信事業者との契約が必要になります。そのため、業者選びもVPNの品質を保つ重要な検討事項に入ります。
VPNを利用するメリットは??
ではVPNを利用する利点は何になるのか!!
大まかに分けて以下の5点になってくるかと思います。
●個人情報の流出阻止の強化
●海外のゲームを格安購入・おま国回避
●ネットフリックスなどで海外限定の動画視聴
●IP制限/中国などの規制大国でのアクセスを可能に
●IPアドレスを隠して起訴対策
詳しく解説していきます!!!
個人情報の流出阻止の強化

もちろんですがセキュリティ・プライバシーが強化されます。
通信自体が暗号化されるのでアカウントのパスワードが平文のまま通信されることはありません。なので電波を傍受され中身をみられてしまう危険があるとされている【無料Wifiや無線Wifi】などの利用が安心して接続できるようになります。
またIPアドレス自体も変更されます。
ハッカーも攻撃しようにも攻撃場所の住所がないので何もできなくなる。
この機能のおかげで閲覧履歴すらハックできなくなるのでプライバシー保護の観点ではウィルスソフトよりも優れています。
↑IPアドレスがバレると知識がなくてもある程度個人情報を取得できます
海外のゲームを格安購入・おま国回避

PCゲーム特有の【おま国の値上げ・購入制限】を回避することができます。
よく日本企業が日本人に対して行っているんですが
・ゲームの値段を異常に吊上げる
・発売しているゲームを日本では買えなくする
・日本語が同梱しているソフトから日本語を抜いて別売りする
などの理不尽な対応をVPNで外国サーバーに接続することで回避可能。例えばアメリカサーバーに接続することでアメリカから購入していると認識されるので値段などがアメリカ仕様に切り替わります。
ネットフリックスなどで海外限定の動画視聴

VODなどの動画配信サービスでは国によって限定の動画配信があります。
例:海外しかネットフリックスでジブリ作品を見れない
↑ネットフリックスをVPN利用で視聴するやり方
そういった場合にVPNを使えばIPアドレスを隠して外国のサーバーに接続できるのでそういった海外限定のコンテンツが視聴可能になるのでVODを登録している方にはよりお得に使用することができるのがVPNサービスの強みです!!
また逆に海外生活を行っている方は日本でしか見れないコンテンツをVPNで視聴できます。
IP制限サイト・中国等規制大国でのアクセスが可能
中国やイランなどのインターネット規制大国での通信環境が改善されます。
中国では【Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、LINE、WhatsApp】などは見ることができません。
中国に旅行するだけならぎりぎり我慢できなくはないですが、出張や長期滞在で日常生活に欠かせない多くのWebサービスを利用できないのは正直きついですよね。特にLineは家族や親しい友人との連絡には必須なので正直死活問題だとおもいます。
そういった時場合にVPNを使えば国外のサーバーを使用できるので問題を解決できます!
IPアドレスを秘匿し起訴対策

ネット文化が一般化してきた現代では、いままで野放しになっていた【名誉毀損】が厳しくなっています。
自分的にはあくまで意見のつもりで発したことも受け取り手の解釈では名誉毀損や暴言に当たるとして起訴される可能性は今後0%ではありません。
ツイッターに虚偽や誹謗中傷の内容を投稿されたとして、民事訴訟で投稿者を訴えていた、はるかぜちゃんこと女優の春名風花さんが、相手から315万円の示談金を勝ち取ったことが大きな話題となっています。315万円という金額は大きく、一定の抑止効果が期待できそうです。
上記の例などは投稿者が悪質でしたが、今後起訴を悪用する方も出る可能性も・・・
起訴の手順は
- Twitterの書き込み確認
- IPアドレス開示(本人特定)
- 訴訟
IPアドレスを隠せるというのは今後ネット文化における自己防衛の手段になるかもです。
↑5チャンネルなどの掲示板で誹謗中傷問題
ネットで発言する際は「誹謗中傷に値するか??」ということを念頭に置くことが一番の対策法ですが、変な難癖をつけられないように予防法を貼っておくことが今後ネット文化が当たり前になる現代では賢い選択なのかもしれません。
VPN設定のデメリットは??
一方、VPNを利用することデメリットともあります。
●通信速度が遅くなること場合も・・・
●スマホなどのバッテリーの消耗が少し早くなる
こちらも解説していきましょう。
通信速度が遅くなる場合も・・・

VPNは通信を暗号化する手順が追加されるのでその分遅くなる場合があります。
特にスペックの低いサーバーを使用しているVPN会社などだと通常のネット速度に比べて30%ほど落ちてしまう事が多発してしまうので、動画やファイルダウンロードなどの利用を考えている方は注意が必要ですね。
優良なVPNを選べばほぼ遅延なく接続することができます。
バッテリーの消耗が少し早くなる

スマホでの利用の場合は【バッテリーの消耗早くなる】事があります。
こちらも暗号化など通常より通信の際に行わせる処理が多くなるのでその分バッテリーの消耗も早くなってしまうところは否めないかもですね。正直個人的にはあまり影響は感じませんが・・・・
もちろんパソコンの場合は特に影響はないのでデメリットにはなりません。
VPNはどれを選べばいい??

もし個人的にVPNを導入することを検討している方もいるとは思いますが・・・
VPN選びでの悩み
■何社もあるVPNの中からどれを選べばいいのか??
■どの項目を重視すれば良いのか???
■保証やサポートなどはあるのか??
など正直不安な方も多いと思います。
なので上記の疑問を解説しつつ人気VPN会社4社の【値段・スピード・サーバ数】などの各項目を比較した初心者でも分かりやすいVPNの選び方をまとめた記事を作成しましたので参考にしてみてください。
↑こちらの記事から自分に合うVPNを見つけましょう
まとめ
今回はVPNとはどんなサービス?? VPNの仕組み・意味・目的などについてまとめました。
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・「そもそもVPNってなに??」
・「VPNを利用する上でのメリット・デメリット」
・「IP-VPN・インターネットVPNとは??」